1907年設立、MADE IN USAを頑なに貫くイリノイ州はシカゴの老舗アパレルメーカー「ユニオンライン」。アメリカの自動車産業が活気を帯び出した当時、創業者ハイマン&オスカー・ルービン兄弟が、全米自動車労働組合の依頼を受け、作業用ダンガリーシャツとジーンズを作ったのがその始まり。品質の高さが認められ、第二次大戦時には軍服の生産を請け負います。戦後にはWestex社と共同開発した難燃性作業着が、製鉄所等の現場で大きなシェアを獲得。三代目となる現在も、国内自社生産に誇りを持ち社員を大切にする姿勢が高く評価されており、ニューヨーク消防署のユニフォームを作るなど、行政からも厚い信頼を得ています。