ポロシャツサイズ比較!ラコステ、フレッドペリー、ラルフローレン
ポロシャツサイズ比較!ラコステ、フレッドペリー、ラルフローレン
当店で長年扱っているインポートポロシャツ御三家、ラコステ、フレッドペリー、ラルフローレン。ボーイズサイズなどもあり、それぞれのモデルの特徴や、適正サイズなど、毎年多くのお問い合わせを頂きます。という事で今回は、各モデルの違い、サイズ別のフィットの違いなどをそれぞれ並べてみました。
LACOSTE(ラコステ)
フランスの名テニスプレイヤー、ルネ・ラコステ氏が引退後の1933年に創業したブランド「ラコステ」。布帛のシャツを着てプレーするのが一般的だった当時、ラコステ氏の「もっと動き易いウエアを」という考えの元、ポロシャツが考案されました。トレードマークのワニは、彼の粘り強いプレイスタイルと、ワニ革がとても好きだった事に由来。品質の高さはもちろんの事、どこかエレガントさを漂わせる点も、ラコステの大きな魅力です。
L1212 / L1264
胸のワニマークでお馴染み、最も有名なポロシャツといっても過言ではないラコステの定番モデル「L1212」。2,3,4…というユーロ規格サイズは、( )でS,M,L…表記がされており、一般的なインポートアイテムのそれ(S,M,L…)に近いサイジング。裾口はフラットで、サイドに小さなスリットが入っています(L1264ヘザーグレーのみスリットはありません)。
日本代理店ではこれに当たる品番が「L.12.12」として展開されていますが、企画、生産とも日本国内で行われている独自のモデルです。当店扱いのL1212は、フランス企画のオリジナルモデル。世界で流通しており、現在生産は主に中米です。ジャパンモデルは8サイズ(XXXL相当)までですが、L1212は9サイズ(XXXXL相当)まで展開しており、当店ではフルサイズ扱っています。
PJ2909(L1812)
L1212のボーイズモデル「PJ2909」(旧L1812)。ユーロ規格のボーイズで、12サイズで日本の女性、14,16サイズは小柄~標準的な日本の男性にジャストフィット。プライスも手頃で、L1212と並ぶ定番モデルとして人気があります。L1212より胸のワニが少し小さめで、裾のスリットはなし。また、着丈が短いので、身長が高い方には向きません。日本代理店でも同品番の扱いがありますが、子供向けのサイズ展開で、色数も少ないです。
POLO RALPHLAUREN(ポロ・ラルフローレン)
1967年、ニューヨーク出身のデザイナー、ラルフ・ローレンことラルフ・ルーベン・リフシッツ氏が立ち上げた「ラルフローレン」。「ブルックス・ブラザーズ」と双璧をなす、アメリカントラディショナルの代表格です。ネクタイの製造販売で成功を収めた後、メンズアパレル全般を手掛け、1970年にコティ賞(アメリカで最も権威あるファッション賞)を受賞(1977年に殿堂入り)。近年では、ウィンブルドンや五輪アメリカ代表のユニフォームを手掛けた事も有名。各国の主要都市に直営店を構え、様々なラインで多様なニーズに応える事で、幅広い層から支持を獲得しています。
BOY’S POLO SHIRT
ラルフローレンのワンポイントポロ。オックスシャツと並ぶ定番中の定番です。
他ブランドと大きく違う点が、裾のドロップテール(後ろが長い作り)。ポロ競技の際、パンツインしたシャツの後ろが出やすい事から、長く改良されたディティールで、クラシカルな雰囲気が漂います。
当店では日本人の体型にジャストフィットなボーイズサイズのみ展開。Mサイズは日本の女性、L,XLサイズは小柄~標準的な日本人男性までカバーします。
FRED PERRY (フレッドペリー)
1930年代にテニス界の頂点を極めた伝説の名プレイヤー、フレデリック・J・ペリーが、1940年代後半にスタートした英国ブランド。月桂樹マークのポロシャツは1952年から製造を開始。トッププレイヤーに提供することで徐々に知名度を上げていったのですが、60年代のモッズムーブメントで一躍ブレイク。現在も、スポーツウエアとしてのみならず、ファッションや音楽シーンとも深い繋がりを持つブランドとして世界中で認知されています。
M12
ロンドン発、フレッドペリーのポロシャツと言えばM12。襟と袖に入る二本ラインが全体をキリっと引き締め、胸元のローレル刺繍が英国ブランドたる気品を感じさせてくれる定番モデル。イングランド製という点も大きなポイントです。
メンズモデルで、サイズはユーロ規格の36,38,40…表記。36で一般的なインポートもののS相当、44でLサイズ相当と、S~Lの間に5サイズがギュッと詰まっています。サイズアップによる各部(身幅、着丈等)の上り幅が小さく、フィッティングの好みが細かくお選び頂ける事になります。
こちらはイギリス本国から輸入した世界流通品番。日本代理店ではM12Nという品番で展開されています。以前は形が違った様ですが、現在はほぼ同じです。
体系別モデルのベストサイズ
体型の違うモデルが選んだベストサイズを着て比べてみました。各モデルのスペック(特に身長と身幅)、それに対する着用サイズとコメントを参考下さい。
サイズごとのフィット感
こちらはそれぞれの品番でサイズを変えた場合のフィット感の違いを比べてみました。好みのフィットを選ぶ際にご参考頂ければと思います。
3サイズが適度にゆとりのあるジャストサイズ。2はタイト目、4はゆったりしたフィットとなります。
ボーイズモデルPJ2909は最大サイズの16ですでにタイトなフィットなので、他サイズは着る事が出来ません。
こちらはLサイズがジャストサイズで、XLだとゆったりしたフィット感。Mサイズは小さすぎて着る事が出来ません。
M12はサイズ毎の各部ピッチ差が小さいです。38がベストサイズになりますが、前後サイズを着ても、他モデル程大きくフィット感が変わりません。
まとめ
いかがでしょうか?商品ページでは掲載していない他モデルとの比較、またサイズ違いでのフィットの差が少しでもイメージして頂けたら幸いです。
綺麗目からラフな着こなしまで幅広く使えるアイテムなので、シーンによってサイズを使い分けるのもありですね。
是非ともお気に入りの一枚を見つけて下さい!