レインスプーナー タグ特集
こちらのブログでは、インポートブランドに関する記事を不定期に更新していきます。
今回はこちら、当店春夏の定番であり、お店では古着も多数展開しているあのブランドに関する記事です。
1962年に誕生した、アロハシャツメーカーのレインスプーナー。「リバースプリント製法」を用いた、長年着込んだイメージに見えるプルオーバーのボタンダウンシャツを製作したことで、一気に有名になります。
そんなレインスプーナーには、年代ごとに様々なタグが用いられています。また、有名アーティストとのコラボ、ブランドとのコラボタグも存在しています。今回は、レインスプーナーの年代別タグ、コラボタグについてまとめました。
年代別
70年代前半
白地タグがブラックステッチで囲まれており、金の刺繍で施された丸枠内の女性に乳首が描かれているのが特徴です。通称金タグ、乳首タグと呼ばれています。
70年代後半~80年代前半
70年代前半から、枠のステッチのカラーが変わっています。
白地タグがホワイトステッチで縫われており、80年代に入ると、丸枠の女性から乳首がなくなります。
80年代半ば~後半
丸枠内の女性の刺繍が茶色に変わります。
また、著作権を表す「®マーク」が追加されています。
80年代後半~90年代前半
タグデザインが大きく変更され、鮮やかな山が描かれたタグに変わります。
通称「ダイアモンドヘッドタグ」と呼ばれていて、描かれているのはハワイにあるダイヤモンドヘッドです。
90年代
以前のタグデザインに戻り、丸枠の女性がビキニを着用。刺繍がカラフルに配色されます。通称ビキニタグ、水着タグなどと呼ばれています。
コラボレート
MLB
レインスプーナーとメジャーリーグ(MLB)がコラボした商品では、オリジナルタグが用いられています。一般的には、メジャーリーグのロゴを用いたものが殆どですが、中には、球団ロゴが書かれたタグも存在します。
COLLEGE
大学スポーツが盛んなアメリカ。
様々な大学とコラボしたレインスプーナーも有名です。
タグの四隅にスポーツをあしらったアイコンがあるのが特徴です。
PHIL EDWARDS by Reyn Spooner
PHIL EDWARDSがデザインしたアロハシャツについているタグです。
ロングボートをベースにしたデザインが特徴です。
PHIL EDWARDS(フィル エドワーズ)
60年代に活躍した伝説のサーファーで、サーフ系ファッションを広めました。
ALFRED SHAHEEN by Reyn Spooner
ALFRED SHAHEENがデザインしたレインスプーナーについているタグです。
ALFRED SHAHEEN (アルフレッド=シャヒーン)
アロハシャツを世界に広めたテキスタイル・デザイナー。
Commemorative Classics
Commemorative Classicsシリーズは、人気の高かったアロハシャツを限定版として復刻したものです。
AMERICAN CLASSICS
AMERICAN CLASSICS(アメリカンクラシックス)1950年代のアメリカをテーマにしたレトロなデザインで、人気があります。
JOEKEALUHA’S
Joe Kealuka(ジョー=ケアルカズ)がデザインしたアロハシャツについているタグです。
Exclusive Apparel By reyn spooner
1990年代以降に製造されたタグにExclusive Apparelと書かれているものがあります。
企業用に作られた希少価値の高い非売品のアロハシャツです。
エルヴィス・プレスリー
エルビス・プレスリーとのコラボタグです。
エルビス・プレスリー
アメリカ出身の世界的に有名なミュージシャン。
ディズニー
ディズニーとコラボしたアロハシャツについているタグ。
ミッキーマウス、ディズニー ピクサーなどとコラボした商品が存在していて、人気と希少価値共に高い商品になります。
M.field by reyn spooner
マイク・フィールドがデザインしたアロハシャツについているタグ。
マイク・フィールド
海をこよなく愛するアーティスト。
GUY BUFFET by reyn spooner
ガイ・バフェットがデザインしたアロハシャツについているタグ。
ガイ・バフェット
フランス生まれの画家。
船員として旅をしながら、個展を開き、のちにハワイに移住しました。
DIETRICH VAREZ COLLECTIOIN by reyn spooner
DIETRICH VAREZがデザインしたアロハシャツについているタグ。
DIETRICH VAREZ(ディードリッヒ=ヴァレス)
ハワイ島在住のアーティスト。ハワイをダイナミックに表現するのが得意です。
タグやディディール、そして歴史を知れば、さらにレインスプーナーへの愛着が湧きます。
ここには掲載できなかった、コラボ商品が他にも存在しています。
日本にはかなり多くのレインスプーナーの古着が流通していて、その数はハワイ以上とも言われています。古着屋でまだ見ぬコラボタグを探してみるのも、楽しいかもしれません。