Jalana厳選スウェット特集
朝晩涼しさを感じる日が徐々に増え、秋の準備を始められている方も多いと思います。そこで今回は、Jalanaの秋トップ筆頭「スウェット」の特集です。気負わず着られてガシガシ洗える、ジーンズやワークパンツとの相性も抜群!アメカジとは切っても切れない大定番アイテムだけに、ブランドやモデルにも拘りたいところ。当店では実際に本国で展開されているリアルなインポートクロージングを中心にセレクト。ここでは中でもオススメの4ブランドをご紹介していきます。また、モデル画像を交えたサイズ毎のフィット比較も必見です。皆さんの秋支度の参考になれば幸いです。
Champion(チャンピオン)
1919年設立の前身会社を引継いだフェインブルーム兄弟が1920年に設立した「チャンピオン」。1924年、それまで米軍学校用のニットウェアを生産していた同社は、その技術を生かして作ったスウェットを、ミシガン大学のスポーツチームに提供。高品質かつ安価なスウェットの評判は、コーチからコーチへ伝わり、瞬く間にそのシェアを全米各地に拡大。その人気はアスリートに留まらず、学生のデイリーウェア、そしてアメリカンカジュアルの代表アイテムとして定着しました。日本でもその人気、知名度は高く、名作「リバースウィーブ」はあまりにも有名です。
リバースウィーブ
キングオブスウェットことリバースウィーブは、1934年にチャンピオンが開発したスウェットシャツの製法かつモデル名です。縦方向に縮みやすいスウェット生地を、横方向に採用することで縮みを軽減。さらに、サイドパネルにリブを施す事で、横方向の伸縮性を確保。同社の代表品番であり、アメカジの定番アイテムとして長年愛され続けている名品です。
米国限定単色青タグ
当店扱いのリバースウィーブ(S101プルオーバーフード、S149クルー、RW10パンツ)は、米国Championのモデルになりますが、現在カタログ未掲載の希少品番。首タグに70~80年代の単色青タグのデザインを採用しており、シルエットはやや細身。12オンスのヘビーウエイト素材は、洗うほどに目が詰まり、味わい深く変化します。
オーセンティックな雰囲気を際立てる単色青タグ。
こちらはクルースウェットS149。デニムとの相性は言うまでもありません。
Champion S149 青タグクルースウェット 購入ページへ
Champion S101 青タグ フードウェット 購入ページへ
Champion RW10 青タグ スウェットパンツ 購入ページへ
CS1051、CS1049について
こちらの2品番も米国Championの一般流通していないリバースウィーブ。S101、S149の従来品番で、それらに比べるとゆったりしたシルエットとなっています。また、首タグが単色ではない、素材感が柔らかい(混紡感が強め)といった特徴があります。現在は生産されていない為、在庫限りの特価ご案内中です。オーバーサイズで着たい方におすすめです。
Champion CS1049 クルースウェット 購入ページへ
Champion CS1051 プルオーバーフードスウェット 購入ページへ
CAMBER(キャンバー)
アメリカはペンシルバニア州の老舗スポーツウエアメーカー「キャンバー」。1948年に生地工場としてスタートしたファクトリーで、学生スポーツチームや、体育協会等からのボディ受注を請け負っていました。そのノウハウを活かし、CAMBERとしてのオリジナルレーベルを始めたのは1992年。米国自社工場での生産に頑なに拘った、重厚なニットウエアがラインナップ。とにかくヘビーデューティーなニットウエアがラインナップしており、長年に渡りアメカジフリークを魅了し続けています。
19ozアークティックサーマル
タフさに定評のあるキャンバーのラインナップの中でも最上位となるのがこの「アークティックサーマル」。12.5オンスのヘビースウェットに6.5オンスのワッフルサーマル総裏地が張られ、トータルなんと19オンス!厚地の外生地が外気を防ぎ、サーマルが保温力を高めるという構造で、非常に高い防寒性能があります。50/50の綿ポリ素材で、耐久性が高く、デイリーでガシガシ着倒せます。品番100番台に当たり、131がジップパーカ、132がプルオーバーフード、いずれもセットインスリーブでゆったり目のフィットとなっています。
アークティックサーマルのジップフード131。驚異の19ozはもはやスウェットシャツと言うよりアウターです。
12.5オンスのスウェット地を二枚合わせたフード部分。自立するウエイトなので着用時の形も綺麗です。
CAMBER 131 アークティックサーマル ジップフード 購入ページへ
CAMBER 132 アークティックサーマル プルオーバーフード 購入ページへ
14ozチルバスター
7.5オンスのスウェットに6.5オンスのワッフルサーマル総裏地を施した「チルバスター」。トータル14オンスとなり、アークティックサーマルには劣るものの、十分な防寒性を誇るモデル。品番は500番台に当たり、531がジップパーカ、532がプルオーバーフードです。袖の取り付けはラグランタイプで、柔らかなシルエットが特徴。素材は50/50の綿ポリで縮みにくく、耐久性も高いです。買い易い価格もあり、キャンバーのスウェットの中では最もポピュラーなシリーズとなっています。
前開きフードの531番。ラグラン&カンガルーポケットのオーセンティックなデザイン。ミッドシーズンの羽織にも最適です♪
CAMBER 531 チルバスター ジップフード 購入ページへ
CAMBER 532 チルバスター プルオーバーフード 購入ページへ
12ozクロスニット
一枚地の12オンスヘビーウエイトスウェット「クロスニット」。綿の混率が高くザラっとした武骨な生地感がキャンバーならでは。裏は起毛なので、肌触りも抜群です。また、こちらは上記チャンピオンで説明したリバースウィーブ製法と同じ作り。前述モデルの様なサーマル裏地がないので、重ね着にも使い易く、長いシーズン活躍。品番は200番台で、当店扱いは232プルオーバーフードのみとなっています。
クロスニットのプルオーバーフード232。リバースウィーブでシルエットはボックス。長めのリブもヴィンテージライクなディティールです。
CAMBER 232 クロスニット プルオーバーフード 購入ページへ
LOSANGELS APPAREL(ロサンゼルスアパレル)
2017年設立「ロサンゼルスアパレル」。「アメリカンアパレル」の創設者で、2014年に解雇されてしまったダブ・チャウニー氏が立ち上げたブランド。同氏は、その後すぐに倒産したアメアパから生地や工場を買い取り、長年共に働いたスタッフ350人を連れこのブランドを設立。商品展開やロゴデザインもそっくりですが、LA自社工場での徹底した品質管理、労働環境や給料を高い水準に保つなど、経営理念もアメアパ時代と同様。アメアパの権利はギルダン社が取得しましたが、実質、ネーム以外は全てこのLAアパレルが引き継いだ様な形となっており、今後の展開に注目が集まっております。
14ozヘビーフリース
14オンスの厚地スウェットシリーズ「ヘビーフリース」。良質な米綿を100%使った肉厚スウェットは、着込む程に風合いが増します。HFで始まる品番がこれに当たり、当店ではHF09プルオーバーフード、HF07クルーネックを展開。いずれもボックス型のゆったりとしたシルエット。80’s-90’sテイストでルーズに合わせるならこのモデルがおすすめです。
こちらはプルオーバーフードHF09。フードのコードがなく、クロスした首元が特徴的なディティールです。
LOSANGELS APPAREL HF09 ヘビーフリース プルオーバーフードスウェット 購入ページへ
LOSANGELS APPAREL HF07 14オンス ヘビーフリース クルーネック スウェット 購入ページへ
FRUIT OF THE LOOM(フルーツオブザルーム)
世界屈指のボディメーカー「フルーツオブザルーム」。1851年、ロバート&ベンジャミン・ナイト兄弟が、アメリカ東岸ロードアイランド州のウォリックにて繊維工場を立ち上げたのがその始まり。LOOMは織り機、FRUITは結実を意味しており、「繊維業で成果を得る」という想いが込められたネームは、1871年に正式登記。Tシャツを始めとする、様々なコットンニットウェアを160年以上に渡り展開し続け、今では世界中で32,000人の従業員を抱える巨大メーカーに成長。国内流通商品は、日本企画のライセンスですが、当店では本国アメリカで一般的に流通しているモデルをご紹介しております。
スーパーコットン
本国アメリカのフルーツオブザルームで、カタログ未掲載の希少モデル「スーパーコットン」。12オンスのスウェット素材は、肉厚で高い耐久性を誇ります。裏起毛の50/50綿ポリ地なので、非常にソフトな肌触りなのに高い耐久性を備えています。非常に買い易い価格設定ですが、そうとは思えないクオリティで、圧倒的なコストパフォーマンスを誇るシリーズとなっています。当店ではジップフード、プルオーバーフード、クルーの3タイプを取り扱っております。
圧倒的コストパフォーマンスが魅力のスーパーコットン。写真はプルオーバーフードになります。
FRUIT OF THE LOOM 82230R スーパーコットン フルジップフードスウェット 購入ページへ
FRUIT OF THE LOOM 82130R スーパーコットン プルオーバーフードスウェット 購入ページへ
FRUIT OF THE LOOM 82300R スーパーコットン スウェットクルーネック 購入ページへ
サイズごとのフィット感
全てのシリーズで展開しているプルオーバーフードのスタイルで、各商品、S,M,Lサイズを着た時の画像を並べてみました。モデルの体型は身長169cm、体重61kg。いずれもジャストサイズはSで、Mだと少しゆとりがあります。2サイズアップのLになると、かなりザックリしたフィット。ブランドや品番ごとでもフィットが異なりますので、それぞれ見比べて頂ければサイズ選びの参考になるかと思います。
※画像はそれぞれフリックでサイズを切り替えられます。端末の横幅に合うレスポンシブ画像なので、スマートフォンの方は横で見て頂く事をおすすめします。
CAMBER 532 チルバスター プルオーバーフード
まとめ
やはり大本命はキングオブスウェットことチャンピオンリバースウィーブ。米国限定青タグモデルはデザイン、品質共に良く、他では手に入りにくい希少モデル。迷ったらこれをご購入頂ければ間違いありません。タフさや防寒性重視の方はアメリカ製のキャンバーから用途によって、コスパ優先ならフルーツのスーパーコットン一択、タフ&ワイドシルエットがお好みでしたらロサンゼルスアパレルのヘビーフリースをおすすめ致します。お気に入りの一枚を見つけて頂けると幸いです。