ブランドの広告塔
普段店頭に立っていると、商品のあるところが気になります。
そうフラッシャーやパッケージのデザインです。
各ブランドそれぞれが自らのアイデンティティやポリシーをそこに表現していて面白いので、いくつかご紹介したいと思います。
まずはこちら
[ROUND HOUSE #101 Carpenter Dungaree Jean]のフラッシャーです。
ラウンドハウスは創業から100年以上経ちますが、アメリカ製を貫く貴重なブランド。
デザインを見てみると一目でアメリカ製だとわかる文言がど真ん中に鎮座していて、アメリカンプライドを感じます。
上部には設立当初、鉄道労働者用のワークウェアを作っていたことから扇形機関庫のロゴが、そして下部にはフラッシャーが付いている商品の詳細が記されています。
写真撮り忘れたのでウチのオンラインサイトから拝借します笑
こんな色鮮やかなフラッシャーが付いていたらパッと目を引きますね。いいデザインです。
お次は
みんな大好き[Railroad Sock]
たまたま鉄道繋がり笑
こちらも鉄道作業員用のソックスを作っていたのが始まりで、アメリカ製を貫いているブランドです。
先程に比べたらデザインに少しインパクトに欠けるのですが、気になるのはこの裏面。
英文が記載されていまして
簡単に訳しますと、
「このソックスに満足できなかったら、無料で交換します。洗ってあるソックスを送ってください」
下部にアメリカの住所の記載
この自信と心意気笑
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※こちらはアメリカ市場を想定した文言です。当店商品につきましては対応外となります。ご理解の程、よろしくお願い致します。
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満足できなかったら洗ってあっても交換します、と。
それだけ自分達の商品にプライドを持っているということですね。
「WORKING WITH AMERICA」てだけあります。
僕はほぼ毎日履いています。
このちらっと見える白畝がたまんないんですよ。好きです笑
最後はこちら
[Lee #288 Carpenter Utility Jean]のフラッシャーです。
こちらは最近仕事用で購入しまして、家で眺めていたらこれもいいなぁと。
こちらも英文があり、簡単に訳しますと
「1889年にH.D.(ヘンリー・デイヴィッド)リーは開拓者仲間を手伝うためにカンザスへ引っ越しました。その精神は今日もLeeの象徴的な製品に息づいており、あなたの生活がより良いものになるよう意図してデザインされています」
こんな感じでしょうか。
創業者の想いが消費者へと受け伝わっていってほしい。
そんなブランドの願いが込められているように感じます。
フラッシャーやパッケージはブランドの「顔」でもあり、商品に込められた想いや意向を伝える『広告塔』でもある。
上の写真は上野の空を眺めながらしみじみそう考えている僕笑
商品を見るついでにフラッシャーやパッケージも眺めていただけると、別の楽しみがあって面白い発見があるかもしれませんね。僕のインスタグラムのコメント・DMでも大歓迎なのでぜひ教えてください。
Instagram: _kumaheaded
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