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フィルソン

2021.11.22

 

【秋から冬へ…】
秋も終わりに近づき、冬になりつつある今日この頃…
皆様、冬に向けての身支度は整いましたか?
気を抜いているとあっという間に真冬。
アウターの季節になってしまいますよー!

 

…って事で今回はそんな真冬に向けてのアウターをご紹介したいと思います。

 

【FILSON MACKINAW CRUISER】

 

 

フィルソンと言えばバッグ類等に使用している22ozのヘビーオンスキャンバスを使用したバッグ類が有名ですが、100%バージンウールの24ozマッキーノウールを使用したジャケット類も有名です。

 

なかでも昔から高い人気を誇るのが、ブランドの代名詞ともいえる『マッキーノクルーザー』。
昨今ではアウトドアブームとも相まってさらに人気が高まっています。
これからの季節はキャンプ等にも大活躍してくれるアウターです。
元々は森林作業員用のウールジャケットとして作られている為、保温性、耐久性、耐風性、撥水性と大変優れており、フロントには4つのフラップポケットとハンドウォーマーポケット、左胸のフラップポケットを開くとペンや小型のマグライト等を挿せるペンポケット、そして内側には内ポケット、さらに背中には左右から開閉出来る大容量のゲームポケット(元々は地図等を収納する為のポケット)も配備されており、収納性についても大変優れています。
これだけ収納性が高いとバッグいらずですね!

 

 

そんな『マッキーノクルーザー』ですが、偶にお客様からお手入れはどうするの?
洗えないの?
洗ったらどうなるの?
など、ご質問を頂く事があります。

 

一応、公式では”DRY CLEAN ONLY”と表記されていますので、水洗いによる洗濯は推奨しない事となっております。
基本的なお手入れは、日頃からウールケアブラシやカシミヤ用ブラシ等で全体的にブラッシングをして頂き、ハンガーに掛けて風通しの良い場所で陰干しをしておくのが良いと思います。
バージンウールは脱脂されていないウールの為、肌触りが良く撥水性と保温性が高いのが最大の特徴です。
水洗いをしてしまうと、その脂が抜けてしまい風合いが変わってしまうという事で”DRY CLEAN ONLY”を推奨していると思われます。

 

…ですが

 

やっぱり洗いたくなっちゃいますよねー
キャンプやらアウトドアやらでも使用するので臭いや汚れも気になるし…
毎回クリーニングに出すのも大変だし…

 

…って事で今回は私物を使って洗ってみました!
というよりも自分は毎回洗濯機で洗っちゃってるんですけどね!
なので、これを機会に洗ったらどうなるかをビフォーアフターしたいと思います!

 

まずは普段はどういう風に洗濯しているのかですが。
軽く二つ折りに畳み洗濯ネットに入れて、洗剤や柔軟剤は入れず(色落ちする可能性があるので)普通に洗濯機に入れて回しています。
洗濯機に入れる際は他の衣服に色移りする場合もあるので単品で洗います。
普通に洗濯、脱水をしてからハンガーに掛け、風通しの良い場所で陰干しをしています。
ちなみに過去に3回程、家庭用乾燥機に入れて乾かしました。
乾かした後は皺が多く見られるので、スチームアイロンでバンダナ等で当て布をしてから皺伸ばしをしています。

 

そして出来上がりがコチラです!

気になる縮み具合はというと。

 

 

 

参考サイズ (size.L)
画像は未洗いの商品に重ねています。
袖 67cm → 64cm
着丈 76cm → 73cm
身幅 60cm → 60cm

 

という具合です。
着丈、袖丈が3cm縮み、身幅は変わらず。
基本的に縦縮みという結果でした。
風合いは、縮みが出た事で身が締まり、少し肉厚になった感じがあります。
表面はスチームアイロンを掛ける前はゴワつきがありましたが、掛けた後はゴワつきも落ち着き、あまり変わらない印象です。
洗濯前と比べて、少し柔らかくなった感じもします。
結果、個人的には最高の着心地です♪
機会があれば皆さんも試してみて下さい!

 

 

 

但し、公式ではございませんのでお気を付け下さい。
公式では”DRY CLEAN ONLY”です。
あくまでもコチラは参考になります。
洗い方の個人差、個体差、環境の違いで必ずしも同じ仕上がりになるとは限りませんので自己責任でお願い致します。
それとコインランドリーの乾燥機と家庭用乾燥機だと出力などの違いで大きく変わると思われますのでそちらもお気を付け下さい。

 

 

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実店舗総店長
土屋大樹
@outside_rumblefish
幼い頃からパンクカルチャーに憧れ、D.I.Y精神をモットーに日々洋服のリペアやリメイクを繰り返し続ける老け顔40代男。