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ブランドのタグ/フラッシャーあれこれ

2021.12.15

 

全国900万人のファッションフリークの皆さまこんにちは。

アメ横通り店副店長の熊沢です。

 

もう年末か、、
早すぎ!皆さん今年の洋服買い納めは済みましたか?
ってそんなすぐに買い納めできないですよね?😅
だって僕もまだですもん(笑)
たくさん買いたいのありすぎで!

 

あと何と何買おうかまだ考えているくらいですからね。
だって仕事中も…、おっとそれはちがう(あぶない)

 

ああいうの買いたいな、これ気になるなとかあればジャラーナは休みなしでオープンしておりますので、お気軽にふらっと探しに来てください!

さてそんな今回はなかなか触れる機会のないことで書かせていただこうかなと思いまして、前回一度書かせていただいたんですが、商品に付属する看板的存在のフラッシャーにフォーカスした記事が一部のスタッフand常連様から好反応をいただきまして(恐縮〜orz)、また書いてよと言われましたので調子に乗って(いやいやまた読んでいただきたいなと思って)書こうかなと!

 

というわけで第2弾!
「熊沢のちょっとこれ見てみてよ-フラッシャー/タグ編-(シリーズ化するかも)」
と題してお送りしようと思います!

じゃ!さっそく一つ目!

 

 

はいどーん。
みんな大好きFILSON/フィルソンのマッキーノクルーザー。
(ちゃんと土屋さんの前記事からリンクするという粋)

これだけ見たらマッキーノクルーザーは24ozウール、4つポケ等見るべき箇所はいくつもありますが、今回はココ!

 

 

チラッと覗くタグ

フィルソンの商品に付属されているタグは裏には商品名/カラー/サイズ等必要事項が記載されているんですが、表はドーンとブランドの意向/雰囲気をガッツリ伝える仕様になっています。

 

先ほどのマッキーノクルーザーにはプロペラ機の写真が刷り込まれていまして、タグがまるで写真を収める額縁のようなデザインになっていて、それがまた雰囲気をより一層引き立てています。
そして下部には「FILSON」とだけ。

 

ブランドの雰囲気を伝えるのなら他の文言はいらない。そんな言葉が聞こえてきそうな気がします。
「FILSON」のフォントも個人的にかなり好き。重厚感がありますね。

フィルソンのタグは何種類かありまして、
あるバッグ達には

 

 

 

犬(笑 ごめんなさい種類が分からないので抽象的に)と針葉樹林。

やはりフィルソンも適当にこのデザインを選んでいるわけではなく、どちらもアウトドアというフィールドに関係する、それを想起させる記号のようなものとして表現しているのかなと思います。

 

どれに対しても言えることは、とにかく雰囲気がいい!これに尽きます。

この2つのタグの上部にはさらっと”UNFAILING GOODS/失敗しないグッズ”て書いてあるんですよ。
自信がすごい(笑)

こういうタグだけかなと思ったら実は別のタグが付いていてそこにブランドの誇りを示す英文が記載されていました。

 

 

ざっと訳しますと、
「100年以上もの間、本気のアウトドアマン達は質と頑丈さを兼ね備えたフィルソン製品を頼りにしてきました。あなたがフィルソン製品を購入する時、それは長く使用できることを保証します」
まさにブランドの意志と自信がひしひしと伝わってきますね。
こういうスタイル好きです。
もうとにかくこのガチ姿勢、見習わないといけないな💦

さてでは二つ目にいってみましょう。

 

 

Bills Khakis/ビルズカーキのチノパン。
これもまたデザインそそられるのでピックしました。
アップで見てみましょう。

 

 

一つはもう一目でアメリカ物とわかる波打ったアメリカ国旗タグともう一つは店の看板のようなデザインのタグ。

 

僕が真っ先に目を引いたのはやっぱりこの波打ち国旗のタグですね。
波打っちゃってますし、平たくてもいいのにそこに動きを持ってきているのが凝ってる!さらに麻ひもだし。
とことん雰囲気良し。

 

 

その国旗の裏には英文で、
「アメリカで誇らしげに(自信を持ってということでしょう)縫製しました」と
うーんフィルソンといい自信満々(笑)
でもアメリカのこういうとこ好き。

 

その英文の下にはなんならチェックしてみてくれと言わんばかりにURLが。。
なんならチェックしましょう(笑)
第二次大戦時の生地を再現した8.5oz綿100%チノクロス、両玉縁ポケット等見所ありの一本です。

 

もうひとつのタグ裏には商品説明が記載されていました。

そろそろ文章長くなるかな大丈夫かな。。
気にせず三つ目行きましょう!

 

 

これだけ見てどこのかわかったらあーもう通ですね。
そうみんな大好きLos Angeles Apparel/ロサンゼルスアパレル、略してロスアパです!

 

14ozの極厚スウェットよろしく、着心地ガシッとしてるけど硬すぎないいいバランスが取れています。

こちらで見ていただきたいのが首タグなんです。

 

 

14ozを強調するデザイン、USA COTTON、HEAVY FLEECE、アメリカ製、そそる文言が記載されていますよ。

1番見ていただきたいのがこちら2枚目。

 

 

だ、誰この人?

いきなり知らない人が出てきました?
ロスアパの創業者?そう、思いますよね?

実はロスアパは製品一点毎に1人が担当するみたいで、このスウェットはこのディエゴさんて人が作ったんです。

もうひとつのスウェットは

 

 

ヴィセント(ヴィサント)さんが作っています。
MEET VICENTE – ヴィセントに会ってよ -てなんかかわいいです。

顔写真の下にちょっとしたプロフィールも載っていて、

「彼は32年の経験を持つ熟練縫製職人です。従業員と未来の株主を探しています」

技術を引き継ぐ後継を探しているんですね。
それか独立する気か。

将来縫製に携わりたい方は彼にコンタクトしてみるのもアリだと思います。

 

先ほどのディエゴさんは、
「彼は10年の経験を持つ熟練縫製職人で、オーバーロック縫いを専門としています。エンチラーダとドジャースを愛しています」

エンチラーダは具材をトウモロコシのトルティーヤで巻いて唐辛子ソースをかけたメキシコ料理だそうです。

 

別になくても支障はないけど、ちょっとしたことでもプロフィールがあるとこういう人が働いているんだって少し職場の雰囲気が見えてきますし、携わっている人の顔が見えるとブランドに奥行きが生まれて個人的には少し安心感が生まれます。あと愛着も。

そういう空気感を醸し出すブランドの姿勢が好きです。

商品自体もそうですが、こういった所にも見どころがあるブランドは面白いの一言に尽きますね。

さらに興味が湧き、記憶に残る。確実に。

 

自分は買った商品に付いているタグは取っておく方なんですが、生憎実家に置きっぱなのでまた機会がある時にお見せしますね。

みなさんもぜひ商品を手に取った際にはタグもご覧になってください。楽しいですよ。

あと余談ですが今回ご紹介した3点、何か気付きましたか?

そう全部アメリカ製なんです!
お後がよろしいようで。
ではまた!

 

 

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アメ横通り店副店長
熊沢 弘憲
@_kumaheaded
湘南生まれ湘南育ち。波には乗らず海外ドラマとヒップホップを掘る大甘党。酒よりチョコ菓子が好き。