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2024.06.20
親子で着る、永遠の定番。
『どの世代にもマッチし、永く愛される服』をテーマに、当店定番のインポート商品を、親子コーデのスナップでご紹介する特集ページを作りました♪
皆さま是非ともご覧ください!よろしくお願いします。[ 『親子で着る、永遠の定番。』特集ページへ >> ] -
2023.02.27
春はもうすぐ??
まだまだ寒い日が続いてますが、春のような暖かい日が突然あったりすると、冬物のアウターでは暑過ぎて何を着て良いのかなかなか難しいですよね。
今回はこれから春に向けて非常に使い勝手が良く重宝するアイテムをご紹介します。【BARACUTA G9 HARRINGTON JACKET】
バーバリーやアクアスキュータムのレインウェア製造を請け負っていたミラー兄弟が設立した老舗ブランド、【バラクータ】。英国陸軍の支給用ジャンパーをベースに防風、撥水加工を施したゴルフジャケットは全てのブルゾンの原型と言われています。
バラクータと言えばなんと言ってもフレイザータータンですよね。このチェック地がバラクータの高級感を演出してます。
古くはエルビス・プレスリーから、スティーブ・マックイーンや高倉健、最近ではジェイソン・ステイサムなど著名人が映画やプライベートで着用している事でも有名ですよね。
model:178cm/73kg
Tops:BARACUTA G9 HARRINGTON JACKET
Color:DK.NAVY
Size:44Inner:SAINT JAMES GUILD
Color:NAVY/NAT
Size:6(身洗い)今回は、中に厚手のセーターも着れるややゆったり目のサイズを着用してます。
この位のサイズ感が自分的に楽でいい感じです。元々細身のシルエットなので、サイズUPしてもルーズ過ぎる感じはないです。ジャストでキレイ目に着るも良し、サイズ上げてゆったり目に着るも良しの万能なジャケットです。
キャンプ、登山、クライミング、マウンテンバイクといったアクティブなものから料理、パン屋巡りと女子力高めなものまで、さらに最近はアクアリウムに手を出し始めた40代多趣味系中年オヤジ。 -
2021.03.03
BARACUTA G9のサイズ選び
1938年、英陸軍のジャケットをゴルフ用にアレンジし、バラクータ社により生み出されたG9ハリントンジャケット。全てのブルゾンの原型とされ、時代を超えて愛されていますが、シルエットの変更が何度か行われた事もあり、サイズに関するお問い合わせを多く頂きます。そこで今回は現行G9のサイズ感についてお伝えしたいと思います。
G9について
サイズの前にG9の特徴を少しおさらいしておきます。基本的な形は、裾と袖がリブで絞られたショート丈の前開きジャケットで、いわゆるブルゾン、ジャンパーと呼ばれるタイプ。前合わせはジッパーで、現在は2ウェイジップが採用されています。
肩回りの可動域が広いラグランスリーブ、ゴルフボールが落ちにくいフラップ付きハンドポケットなど、その完成されたデザインは、ゴルフジャケットとしての実用性を追求した結果生まれた機能美なのです。
フレイザータータン
ジップを開けて着た時チラリとのぞくチェック裏地「フレイザータータン」。元々タータンチェックは、英国貴族の一族を示す由緒正しきもの。日本でいう家紋の様な存在ですが、バラクータ社は1940年、ラヴァト卿一族よりこのフレイザータータンの使用を許可されており、以降同ブランドの象徴となっています。
ドッグイヤーカラー
2つ釦のチンストラップが一体となるスタンドカラー、通称「ドッグイヤーカラー」は、ゴルフの際風が入りにくい為の仕様。名の通り、ボタンを外した姿が犬の耳に似ている事に由来します。
アンブレラカットバックヨーク
傘の様に波状にカットされたバックヨーク。水滴がスムーズに流れ落ちる為の仕様ですが、背中を見ても一目でG9と分かるアイコニックなディティールです。
モデル名について G9のモデル名は「ハリントンジャケット」ですが、これは1960年のドラマ「ペイトンプレイス物語」の登場人物ロドニー・ハリントンが着用していた事から、そう呼ばれるようになったそうです。
また、このタイプのジャケットは「スイングトップ」、「ドリズラー」とも呼ばれますが、前者は日本のアパレルメーカー「VAN」の、後者は米国マクレガー社の、それぞれ製品名です。
G9のサイズについて
クラッシックとアーカイブ
元々G9はゆったりとしたフィットでしたが、2000年代にやや細身に変更されます。さらに2013年にシルエットが一新され、非常にタイトな作りとなりました。これがG9クラッシックと呼ばれる当店扱いのモデルです。
その後、旧シルエットを復刻したG9アーカイブが作られ、現行G9のフィットはクラッシックとアーカイブの二種類となっています。G9アーカイブは左見頃のポケットフラップにBARACUTAのピスネームが付属(当店では扱いがございません)、クラッシックには付いていません。
G9クラッシックは、旧モデル、現行アーカイブフィットと比べるとおおよそ2サイズ分程、2000年代のモデルと比べるとおよそ1サイズ分程、タイトな作りとなっています。
サイズの選び方
前述の様にG9は様々なフィットが存在する為、既にお持ちの方でも、同じサイズを選べば良いとは限りません。やはりサイズを選ばれる際は、お手持ちのジャケットで身幅を測って頂き、商品ページ実寸表の身幅が近いサイズを選んで頂くのがベストです。これを基準に、着丈や袖丈など他の部分も比べて頂くと、より確実です。
G9クラッシックは全体的に細身ですが、肩回り~アームにかけて特にスリムな作りとなっています。体系的にこの辺ががっちりされている方は、さらに1サイズ上げて頂く事もご検討下さい。
サイズ表記は34,36,38…といったUKインチ。一般的なインポートのジャケットのSML表記に当てはめると、おおよそですが以下の様になりますので、こちらもご参考下さい。
34 36 38 40 42 44 46 48 50 XXS XS S S-M M L XL XL-XXL XXL 体系別モデルのフィット
こちらは体系の違うモデルが、それぞれタイト目、ジャスト、ゆったり目を着比べた画像になります。ご自身に近い体系のモデルをご参考下さい。いずれもインナーはカットソー(セントジェームス ウエッソン)を一枚着た上に羽織っています。
それぞれの画像は矢印(<>)クリックか左右フリックでサイズを切り替えられます。
身長169cm 標準体型
体重61kg 肩幅43cm 胸囲92cm 腹囲83cm 36はタイト目、38が丁度良いサイズでした。40でゆったり目になり、インナーに着込む場合はこのサイズが良いです。普段着ているインポートのジャケットはSサイズが多いです。身長172cm がっちり体型
体重80kg 肩幅49cm 胸囲104cm 腹囲92cm
42でタイト目、44で丁度良く、46はゆったり目となりました。普段インポートのアウターはMサイズで丁度良い場合が多いので、上記の表で言えば42ですが、私は胸から肩回りががっちりしており、一つ上の44がジャストとなりました。
身長184cm ややがっちり体型
体重80kg 肩幅48cm 胸囲98cm 腹囲91cm
44でタイト目、46で丁度良く、48はゆったり目になりました。42も着てみたのですが、窮屈で丈もギリギリでした。普段インポートのアウターはLサイズを選ぶ事が多いです。体系別モデルのフィット(動画版)
こちらは上記体系別モデルの着用イメージを動画でまとめたものです。
まとめ
モデルデータを平均すると、ジャストサイズの胸囲(身幅×2)が自身の胸囲+15~20cm位となっています。こちらを目安に、サイズを上げ下げすると、上記写真の様なフィット感をイメージ頂けるかと思います。やはり普段着られているジャケットの身幅実測値からお選び頂くのが最も確実ですので、お手数でも是非ご確認下さい。
以前は野暮ったいイメージを持たれてた方もいらっしゃるかもしれませんが、幾度ものアップデートを経て辿り着いた現行G9クラッシックは、洗練されたシルエットで幅広い層から支持されています。その分、サイズ選びは重要なポイントとなってきますので、こちらのページが少しでもお役に立ちましたら幸いです。